EDO-EPS工法(EPS工法)|土木資材 | カネカケンテック株式会社
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  • EDO-EPS工法の設計・施工の留意点
  • 設計上の留意点
EDO-EPSブロックの下層部応力集中

 EDO-EPSブロック盛土背面の安定性によっては、最下段付近のEDO-EPSに応力集中を受ける可能性があるので、剛性の大きなEDO-EPSブロックの適用を検討することや、最下段付近のEDO-EPSブロックの設置幅を適切な幅にするなどの検討を行う必要があります。
最下段付近のEDO-EPSブロックの扱い
○下層部応力集中の考え方
CASE1 EPS盛土全体の重心位置が下層部EPS(幅)の内部にある場合には、下層部EPSより上部の盛土荷重全てが下層部EPSに載荷すると考える。
CASE2 重心位置が背面斜面にある時は、下層部EPSより上部の荷重全ての斜面滑動力が下層部EPSに載荷すると考える。この斜面活動力は背面地盤の傾斜角や背面地盤の摩擦係数によって求められる。
下層部応力集中の計算式
CASE1 EPS盛土全体の重心位置が下層部EPS幅内部にある場合
下層部EPSへの荷重 = 上部全ての死荷重(舗装、笠コン、コンクリート床版等)÷ EPS幅
CASE2 EPS盛土全体の重心位置が背面斜面にある場合
下層部EPSへの荷重 = 死荷重による滑動力 ÷ EPS幅
    死荷重による斜面滑動力 = V・sinθ - V・cosθ・μ
ここに、
V:死荷重(舗装、笠コン、コンクリート床版、EPS背面埋戻し土等)
    θ:背面斜面の傾斜角
    μ:背面斜面とEPSとの摩擦係数
  • 施工上の留意点
カネパールソイルブロックは、98%が空気からできていますので、特に火・水・風にご注意下さい。

火
ⅰ) 火気厳禁火気を近づけない。喫煙は所定の場所で行い、喫煙場所は工事現場や保管場所には設置しないこと。
ⅱ) 防火管理組織、防火設備、火災予防点検検査基準などを検討し、適宜、所管機関への申請を行う。
   
風
ⅰ) 風による飛散防止対策としてネットなどで養生して下さい。
 
   
水
ⅰ) 休日や比較的長い休暇中、梅雨時や集中豪雨などの際はシートで養生したり土のうで水の浸入を防止して下さい。
ⅱ) 施工中の水対策には最も注意を要する。釜揚排水用の水中ポンプや降雨対策なども比較的長い休暇中にトラブルが発生することが多いため、それらの前日には点検・管理体制を十分チェックしておく必要があります。
 
 
※ EPS工法 設計・施工基準書(案)より引用
(2007年10月 発泡スチロール土木工法開発機構)
   
ⅲ) 過去の事例として、水圧による壁面材の破損と言うトラブルがありました。これは、壁面材とEPSブロックの間に水が溜った事が要因でしたが、現在では対策として壁面材下部の基礎コンクリート部に排水溝を設け、水溜りを失くすことによって水圧による壁面材の破損を未然に防いでいます。
 
   
他
ⅰ) 石油類を近づけない。
ⅱ) カネパールソイルブロックは紫外線によって変色するため、明らかに一週間以上太陽光線に曝されると予定される場合はシート等で養生して下さい。
ⅲ) 関係者以外(特に子供)の立ち入り禁止措置を厳重に行う。

※上記に記載されている対策に関しては、あくまで一例であり効果を保証するものではありません。現場の状況により、対策方法が変わる場合がありますので注意が必要です。