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○下層部応力集中の考え方 | ||
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EPS盛土全体の重心位置が下層部EPS(幅)の内部にある場合には、下層部EPSより上部の盛土荷重全てが下層部EPSに載荷すると考える。 | |
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重心位置が背面斜面にある時は、下層部EPSより上部の荷重全ての斜面滑動力が下層部EPSに載荷すると考える。この斜面活動力は背面地盤の傾斜角や背面地盤の摩擦係数によって求められる。 | |
○下層部応力集中の計算式 | ||
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EPS盛土全体の重心位置が下層部EPS幅内部にある場合 下層部EPSへの荷重 = 上部全ての死荷重(舗装、笠コン、コンクリート床版等)÷ EPS幅 |
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EPS盛土全体の重心位置が背面斜面にある場合 下層部EPSへの荷重 = 死荷重による滑動力 ÷ EPS幅 |
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死荷重による斜面滑動力 = V・sinθ - V・cosθ・μ | ||
ここに、 |
V:死荷重(舗装、笠コン、コンクリート床版、EPS背面埋戻し土等) | |
θ:背面斜面の傾斜角 | ||
μ:背面斜面とEPSとの摩擦係数 |
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EDO-EPSブロック盛土背面の安定性によっては、最下段付近のEDO-EPSに応力集中を受ける可能性があるので、剛性の大きなEDO-EPSブロックの適用を検討することや、最下段付近のEDO-EPSブロックの設置幅を適切な幅にするなどの検討を行う必要があります。